診療科

診療科

脳神経外科

特色

脳神経外科は、中枢神経系の血管障害、腫瘍、外傷などを対象とします。
当院では、このうち脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、機能的脳神経疾患を中心に取り扱っており、初期診断を的確に行うことを常に心がけています。

診療方針

急性期の症例については、CTやMRIなどの画像診断装置を用いて、迅速かつ正確な診断を行います。手術は、手術用顕微鏡 (Leica M530 OHX / ライカ マイクロシステムズ)をはじめ、最新の器機を駆使し、安全かつ低侵襲をモットーに慎重に執り行わせていただいております。
また、日常生活やリハビリテーションについても積極的にアドバイスを行い、再発防止とQOLの向上に配慮しています。

取り扱う主な疾患

  • 脳卒中(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、その他の脳血管疾患
  • 脳腫瘍
  • 三叉神経痛、半側顔面けいれんなどの機能的脳神経疾患
  • 頭部外傷

脳神経外科を受診される皆様方へ

三叉神経痛は、顔面の片側, 頬部, 口や眼の周囲, 額などに生じる発作性の痛みで、焼け火箸をつっこまれたようなとか電気が走るようなと表現されてきました。患者さんは、痛みの発作がくると口を半開きにしてじっと痛みがなくなるのを待ったり、なかには痛みのために一週間以上も食事ができない方もおられます。この三叉神経痛は、以前は原因のはっきりしているもの(虫歯, 蓄膿, ウイルスによる神経の炎症, 腫瘍による神経の圧迫など)と、原因の不明なものとに分けられ、ほとんどが原因不明なものとされてきました。これに対しテグレトールなどの薬物療法や三叉神経に直接麻酔をする”神経ブロック”など痛みの症状を軽減する目的で治療が行われてきました。
 
半側顔面痙攣は、文字通り顔面の片側の瞼や口元が引きつって、勝手にピクピクと動くものです。命に別状はありませんが、患者さんの苦痛としては深刻なものがあります。このピクピクした動きは精神的に緊張したときに出やすく、ひどい人では一日中続くこともあります。こうなると、人前にでる仕事は難しく、人を避けて家に閉じこもってしまう人も多いようです。また、本を読んだり自動車を運転したりすることに支障をきたす場合もあります。この半側顔面痙攣に対し以前は顔を動かす神経の一部を麻酔薬などで麻痺させてこの動きを止めていましたが、完治は難しいとされてきました。
近年、これら三叉神経痛、半側顔面痙攣の殆どが、頭の中で血管が神経を圧迫しているために起こってくることがわかり、脳神経外科手術で症状を完全に取り除くことができるようになりました。
 
更に、三叉神経痛、半側顔面痙攣の患者さんは、上記の症状からまず最初に眼科、歯科や精神科・神経科の先生方を受診されることがありますが、三叉神経痛、半側顔面痙攣の一部は脳腫瘍や血管奇形が原因であると言われており、早めに頭部を精密検査する必要があります。
 
上記症状にお悩みの方がおられましたら是非とも私ども脳神経外科スタッフにご相談くださいますようお願い申し上げます。


脳神経外科 西岡 達也

お知らせ

当院では、2022年4月より「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)」に協力しています。
解析にあたって提供するデータは、個人を特定できない形に加工した上で提供します。
本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、当事業実施責任者の脳神経外科 西岡達也 にその旨お申し出下さいますようお願いいたします。

》詳細はこちら「日本脳神経外科学会データベース研究事業(JND)に関して

担当医師のご紹介

西岡 達也

西岡 達也にしおか たつや

部長

日本脳神経外科学会専門医
京都大学 医学博士
1984年京都大学医学部卒業
2004年~済生会中津病院
      脳神経外科部長
2011年~済生会野江病院
      脳神経外科部長

今堀 巧

今堀 巧いまほり たくみ

日本脳神経外科学会専門医
1987年関西医科大学医学部卒業